生産システム部門講演会講演論文集
Online ISSN : 2424-3108
セッションID: 103
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103 作業者の能力差と複数工程割付けを考慮する多目的スケジューリング法の開発(OS1-1 スケジューリングI)
荒川 雅裕
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抄録
本研究では作業者の能力差とともに各作業者に複数工程を割り付け,二目的関数の最小化を目的とするスケジューリング法を開発する.目的関数として平均納期遅れと全作業者の作業時間のピーク・ピーク値を導入する.これらの目的関数はトレードオフの関係があり,さらに本問題では作業の設備へと作業者の設備への同時割り付けが必要なため短時間で質の高いパレート解を生成する方法が必要となる.本発表では多目的遺伝アルゴリズムに局所探索を組み合わせた方法を提案し,その有効性を示す.
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© 2012 一般社団法人 日本機械学会
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