生産システム部門講演会講演論文集
Online ISSN : 2424-3108
セッションID: 101
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101 混流生産に対する生産性向上を目的とする工程設計法の開発 : 作業時間のバラツキとバッファ量による影響(OS4 : 生産スケジューリング・生産管理(1))
和田 拓己荒川 雅裕
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抄録
近年の生産工程では多品種生産に対して混流生産が導入されている.一般に生産ラインの設計では作業者に複数の要素作業が割り付け,できるだけ工程間の作業時間を同一すること(ラインバランス)で生産性を上げることが試みられている.しかしながら,混流生産では,作業時間のバラツキが存在することやバッファの有無によって生産性が影響する.本研究では,作業時間のバラツキを含めた生産性を高めるための工程設計法を多目的最適化問題として取り扱い,最適化問題の解をシミュレーションによって生産性を評価するとともにバッファ量を設定する方法を示す.
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© 2014 一般社団法人 日本機械学会
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