主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 生産システム部門研究発表講演会2019
開催日: 2019/03/12
循環型サプライチェーンにおいて,製品のリユースにかかるコストや時間を正確に算出することは,企業が利益を得るために重要である.著者らは,これまでに,製品回収時の残存価値を予測することでそれらの推定値を算出するリユースモデルを提案した.しかし,製品の使用状況の変化により,回収時の残存価値が推定値と異なる場合,再生処理を行う企業は,リユースの計画を修正する必要がある.そこで,本研究では,二次電池を対象に,製品の残存価値,再生コスト,および再生時間の関係を用いたリユース計画の修正方法を提案し,回収製品の価値に見合う利益を企業が得られるようにリユースモデルを拡張する.