主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 生産システム部門研究発表講演会2019
開催日: 2019/03/12
FMSは様々な種類の製品をそれぞれ異なる納期日に合わせて作ることが可能である一方で,その柔軟性故に工程スケジューリングが複雑化し最適化に時間を要するのが問題視されている.本研究では,専用機と汎用機の入り混じったFMS現場を想定し,その中でスケジュールの良さを維持したままスケジューリングに要する時間を短縮する事を目的とした.このアプローチとして,複雑な問題を部分問題に分解することにより単純化し扱いやすくする問題分割法の1つであるグルーピングという手法を用い,製品や工程を小分けにし,問題の単純化を狙った.