主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 生産システム部門研究発表講演会2021
開催日: 2021/03/08 - 2021/03/09
流通業種や製造業種において生産計画における最適化の需要は数多く存在しており、両業種において共通的に考えられる課題も少なくない。その課題の一つとして、製品を梱包箱に入れる、箱詰め効率化に関する需要がある。本研究では、箱詰め工程の一連の作業を仮想空間にモデル化することで、箱の無駄スペースの削減だけでなく、無駄スペースを少なくすることで生じる作業負荷の増加を考慮に入れた多目的最適化を行った。結果として、梱包箱の無駄と作業員の作業負荷の2つの指標に対して最適な作業計画を立案する。