主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 生産システム部門研究発表講演会2022
開催日: 2022/03/07 - 2022/03/08
作業者への作業の割り当てと作業場所の巡回経路を計画する問題はWorkforce Scheduling and Routing Problem(WSRP)と呼ばれる。設備保守を行う事業者では、営業所ごとにWSRPを解いて計画を立案する。作業場所当たりの作業数や作業可能時間枠の厳しさなどの作業場所の特徴は営業所ごとに異なる。そのため、作業場所の特徴に合わせて計画する必要がある。本研究では、作業の割り当てを制御する計画パラメータを導入し、作業場所の特徴の違いに対応する計画立案方式を提案した。実験の結果、パラメータの導入により、移動時間を最大12%短縮できることを確認した。