主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 第12回最適化シンポジウム2016
開催日: 2016/12/06 - 2016/12/07
本研究は,所与の大変形経路のもとで構造の塑性散逸エネルギーを最大化するトポロジー最適化手法の開発を目的とする.経路依存問題のため,要求される感度解析は過去の変形履歴の影響を考慮した特殊な微分操作となる.ここでは,移動硬化を考慮できる異方性モデルへ発展させる上での数値解析上の優位性を踏まえ,超弾性構成則および塑性中間配置を参照する諸量を用いて構成モデルを記述する.これをもとに,構成方程式およびリターンマッピング式を参照して,経路依存型の感度解析アルゴリズムを新たに定式化する.