主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 第25回スペース・エンジニアリング・コンファレンス
開催日: 2016/12/21 - 2016/12/22
誘電体平板を介して配置された一対の電極間に交流高電圧を印加すると誘電体バリア放電が生じ,それに伴って気流(イオン 風)が誘電体表面に生じる.発表者らは交流高電圧に直流電圧を重畳して,この流れをより高速にする検討を行っている.最終 的な目的は,この手法が表面近傍に気流を集中的に発生できるという特徴を利用して,固体表面での熱交換を促進することであ る.今回の報告では,誘電体表面方向流速の空間的分布および,誘電体を積層して形成された狭小空間内の流れの分布について 発表する.