交通・物流部門大会講演論文集
Online ISSN : 2424-3175
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配送センター内高速ビークルの安全技術開発(特別企画(3):物流を勉強するシンポジウム)
辻本 方則
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p. 7-9

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抄録
現状国内で運用する無人搬送車(AGV)は最高走行速度を60m/minと制限しているのが現状である。ダイフクでは、最高速度を200m/minのAGVを開発し、安全技術開発に取り組んだ。作業者の安全を確保しつつ、生産性の向上を目指している。最高走行速度200m/minの高速ビークルは、安全対策としては障害物センサー、ソフトバンパー(本体全周)、進行方向表示器、非常停止装置の装着で、既存のビークルと同様の構成である。これだけでは、安全を確保できないので、安全を確保する為に次の3点の開発を行った。(1)3D障害物センサーの開発、(2)エリア管理システム、(3)ローカルエリアセンサを開発これらを組み込み実際の配送センターで実証テストを行い、これらを基に新JISへの提言を一般社団法人産業車両協会へ行う。
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© 2013 一般社団法人 日本機械学会
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