日本重症心身障害学会誌
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一般演題
P-2-G44 重症心身障害者(児)病棟に勤務する看護師のやりがい
山竹 寿享
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2014 年 39 巻 2 号 p. 351

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抄録
目的 慢性期にある重症心身障害者(児)病棟に勤務する私たちは、日々の細かな観察で個別性を重視したケアに取り組んでいる。その中で看護師は何に「やりがい」や「魅力」を感じているのか。また看護師としての経験年数で大きな違いはあるのか疑問を感じた。そこで意識調査アンケートを実施し結果、重症心身障害者(児)の看護を実践することに対しての「やりがい」や「魅力」を探ることが出来たのでここに報告する。 方法 重症心身障害者(児)病棟に勤務する看護師83名を対象に「やりがい」や「魅力」についての記述式アンケートを行い分析した。 結果 「やりがい」や「魅力」を感じている看護師は全体の45%、理由は「関わりにより患者様の反応や笑顔が見られる」「関わった看護により良い変化を知ることができる」「長期に関われる」。どちらともいえないは48%、「慣れによるマンネリ化」「関わる時間が少ない」が理由。感じないは7%、「業務が多忙で関われない」「看護師でなくても良い」が理由。経験年数別では、3年未満の約8割、20年以上約4割が「やりがい」や「魅力」を感じていた。一方20年以上の看護師の半数はどちらともいえないと答え、理由は一方的な看護師の判断で図る基準がないと挙げられた。 考察 「やりがい」や「魅力」の有無は患者様との看護の実践の中で生まれ、「関わり」が大きく左右する。「関わり」による反応や看護の実践により、良い変化がもたらされたときに「やりがい」や「魅力」を感じる看護師は多い。これは経験年数の有無ではさほどの差異はみられない。しかし経験年数の多い看護師は、行った看護援助が患者様の期待に添えているのか自問し、日々の看護を振り返えることで自身を見つめ魅力を探っていた。
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© 2014 日本重症心身障害学会
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