上野学園大学音楽学部 [日本]
高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者職業総合センター [日本]
2016 年 22 巻 1 号 p. 11-31
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音楽と言語は人間のもつユニークな特性であり,多くの哲学者,思想家,生物学者,心理学者や他の科学者たちが,両者の比較および関係について考察してきた。興味深いことに,さまざまな研究技法の発達に伴い,ここ 20 年ほどの間に音楽と言語の比較研究への関心が復活した。本稿では,まず音楽と言語に焦点を当てた最近の心理学的および進化や発達の研究知見について述べ,次に音楽と言語に関する認知処理モデルとその着想源となった神経科学的知見にも触れる。おわりに今後の展望について考察する。
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