神経治療学
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総説
Parkinson病の視覚誘発すくみ現象 – 閉所恐怖との関連を含めて
榊原 隆次小松 尚也笹平 夏代谷渕 由布子
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2026 年 43 巻 1 号 p. 66-70

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抄録

Parkinson病(Parkinson disease:PD)の視覚誘発すくみ現象は,部屋を歩いて狭いドアにさしかかった途端,突然,ときに心の不安焦燥を伴い,足が床に張り付いたように感じスムーズに歩行ができなくなる状態(すくみ)を言う.運動障害は,視覚と情動の影響を受けることが想定されているものの,その機序は十分に明らかにされていない.一方,精神科領域で,視覚誘発すくみ現象に関わる病態として,閉所恐怖が注目され,研究が進められている.PDの視覚誘発すくみ現象の病態機序は十分に明らかでないが,PD患者にとって困る症状であることから,積極的なケアが必要と思われる.

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