2026 年 43 巻 1 号 p. 61-65
Hybrid Assistive Limb医療用下肢タイプ(HAL)による歩行運動療法を長期的に継続した球脊髄性筋萎縮症(spinal and bulbar muscular atrophy:SBMA)の長期的な効果について検討した.症例は40歳代男性.HALによる歩行運動療法を集中的に20分/日×5日間実施し,歩行機能が改善した.その後,20分/日×1回/月の低頻度に介入頻度を下げると歩行機能が緩徐に低下したため,再び20分/日×5日間の集中的なHALによる歩行運動療法を実施したところ再び歩行機能が改善した.その後も,集中的なHALによる歩行運動療法を継続した結果,長期的に歩行機能の維持に寄与する可能性が示唆された.