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ショートノート
2段階ファジィ遺伝的機械学習におけるアーカイブ個体群利用の効果検証
小西 豪増山 直輝能島 裕介
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2024 年 36 巻 1 号 p. 565-570

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抄録

多目的ファジィ遺伝的機械学習は,進化型多目的最適化により,識別性能最大化とモデルの複雑さ最小化を考慮したファジィ識別器集合を効率的に生成可能である.しかし,多目的ファジィ遺伝的機械学習は,最適化の過程で,複雑さ最小化の方向に強いバイアスを示すため,識別性能の高い識別器が生成されづらい.従来研究では,このバイアスの緩和のため,まず識別性能のみに対する単一目的最適化を行い,次に識別性能と複雑さに対する多目的最適化を行う2段階ファジィ遺伝的機械学習が提案されている.また,2段階ファジィ遺伝的機械学習で,より優れた識別器集合を得るために,アーカイブ個体群の利用が提案されている.しかし,アーカイブ個体群の利用が,2段階ファジィ遺伝的機械学習により得られる識別器集合に与える影響は十分に調査されていない.本研究では,多種多様な実世界データセットによる数値実験を通して,識別器集合に与える影響を調査する.

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© 2024 日本知能情報ファジィ学会
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