抄録
病気の治療を標準化するためには,何よりもその治療の目的,エンド・ポイントを明確にしなければ議論が不可能である。下顎切除・再建においては,新しい高度な技術が導入されている一方で,多くの症例で大きな機能障害が残存しないため,さまざまな治療法が選択可能となる。これらの多くは治療法として問題ないものなので,優先順位をつけた具体的な治療目標を達成できるかどうかを基準にして選択できるようにするのがこの論文の目的である。具体的には目標を絶対的,標準的,努力目標の3段階に設定し,それぞれに達成率を併記した。