日本体育学会大会号
Online ISSN : 2433-0183
ISSN-L : 2433-0183
第38回(1987)
セッションID: 091202
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091202 体操における左右振のブロッキングの研究(その3)(9.体育方法,一般研究A)
菅家 礼子板垣 了平
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抄録
いろいろな運動経過の中で「膝・腰のブロッキング」と呼ばれる運動経過が認められているが、体操における左右振の中にも、このブロッキング現象が認められている。このブロッキング現象は、より洗練された動きを習得したり指導したりする場合に大切な着眼点になっている。前回までに膝・腰・手首のX軸に関する時間的な移動経過及び脚部の角度変化、手首・腰のスピードの変化(特に最大スピードと最小スピードの現われ方)について分析を行い、具体的にブロッキング現象の実体をとらえることが可能になりつつある。今回は、さらに膝のスピードの変化及び前回検討しなかった身体各部の角度変化についての分析を加え、相互に関連づけてより一層ブロッキング現象の実体を明らかにしたいと考えている。実験方法、測定部位、測定局面等は前回と同様である。
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© 1987 一般社団法人日本体育学会
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