日本静脈経腸栄養学会雑誌
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特集
パーキンソン病の栄養療法の確立に向けて
橋本 幸亜
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2017 年 32 巻 5 号 p. 1453-1455

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抄録

パーキンソン病(Parkinson's Disease;以下、PDと略)患者は、手足が震える、動きが緩慢になる、筋肉が硬直する、体のバランスが悪くなる等の症状がみられ、進行の速さは患者によって異なる。さらに、手足の筋肉だけではなく、舌の筋肉や口の周りの筋肉等、すべての筋肉の動きが悪くなるため、食べ物を噛むことも飲み込むことも難しくなる。PD 患者の栄養管理は、病勢に応じた食事形態への配慮や、薬との相互作用に注意することが大切である。

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© 2017 日本静脈経腸栄養学会
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