体力科学
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ハイヒールの体力医学的研究I.ステツプテストに現われたヒール高の影響
石毛 フミ子
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1961 年 10 巻 1 号 p. 49-55

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抄録

年令21~22才の健康な女子大学生7名に, カツター (ヒール高1.5cm) , ローヒール (3.8cm) , 中ヒール (5.2cm) , ハイヒール (7.3cmと8.2cm) をはかせ, シユナイダテストに準じた昇降作業を2分間おこなわせ, その前, 中, 後の脈搏数, 呼気量, 酸素消費量を測定した。その結果, ハイヒールは循環器系, エネルギー代謝への負荷がとくに大きく, 日常生活の靴としては不適当であることが明らかにされ, ヒール高2~4cmのローヒール程度が最適であると示唆された。

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© 日本体力医学会
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