京都女子大学 京都府立医科大学第一生理学教室
滋賀県立短期大学 京都府立医科大学第一生理学教室
京都府立医科大学第一生理学教室
1990 年 39 巻 2 号 p. 120-125
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夏季運動場の温熱環境の実態を調査し, 温熱指標相互の相関関係から, 諸家によって示された暑熱障害予防措置のための温度条件について検討した.夏季運動場の実態は輻射熱の大きい環境であるため温熱指標として, WBGTを用いることが望ましいと考えられる.グラウンドにおいて実測したWBGTと湿球温および乾球温の間には一定の相関関係が認められた.この結果に基づいて湿球温で示された予防措置をWBGTに換算し, 従来提案されている暑熱障害予防措置について比較し, 詳細で統一的な表にまとめることが出来た.
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