診断病理
Online ISSN : 2759-8128
Print ISSN : 1345-6431
症例報告
乳癌との鑑別を要したALK陽性未分化大細胞型リンパ腫の1例
山田 恭平中村 剛之藤本 野菜三原 勇太郎村木 宏一郎淡河 恵津世長藤 宏司大島 孝一三好 寛明
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キーワード: Breast, lymph node, ALK, lymphoma, histology
ジャーナル オープンアクセス

2026 年 43 巻 2 号 p. 135-142

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抄録

要旨:ALK 陽性未分化大細胞型リンパ腫(ALK+ ALCL)は,ALK遺伝子の再構成により ALK 蛋白の発現を伴う,CD30 陽性の末梢性 T 細胞性リンパ腫である。ALK+ ALCL は様々な病理組織学的所見を示し,時に癌との鑑別を要する。一方, AYA 世代で緊急照射や薬物療法を含む集学的治療を要する症例では,速やかに正しく病理診断を行うことが重要である。今回,乳癌との鑑別を要し,早期の集学的治療が良好な予後につながった AYA 世代の ALK+ ALCL の 1 例を経験したので報告する。

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© 2026 日本病理学会

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