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Palliative Care Research
Vol. 12 (2017) No. 2 p. 239-249

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http://doi.org/10.2512/jspm.12.239

原著

【目的】外来がん患者が,日常生活で経験する食に関する苦悩および工夫の実態を明らかにする.【方法】外来通院中のがん患者で,研究の同意が得られた者に対し,食に関する苦悩および工夫について自記式質問紙調査を行い,質的分析を行った.【結果】食に関して苦悩があると回答した176名を分析対象とした.食に関する苦悩においては222コードが抽出され,[疾患および治療に伴う食に関する症状],[食事の準備に関する苦悩],[外食時の気がかり]など5カテゴリーに分類された.食に関する工夫においては224 コードが抽出され,[食べやすくするための食べ方の工夫],[食べられないときの気持ちのコントロール],[食事の準備に関する工夫]などの8カテゴリーに分類された.【結論】外来がん患者において,食に関連する症状に対するケアに加え食事の準備や外食時の気がかりに対するケアの重要性が示唆された.

Copyright © 2017日本緩和医療学会

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