Palliative Care Research
Online ISSN : 1880-5302
ISSN-L : 1880-5302
総説
上部消化管術後障害に伴うがん患者の症状・徴候―文献レビューによる発症状況の分析
飯野 京子, 綿貫 成明, 小山 友里江, 鈴木 恭子, 和田 千穂子, 森 美知子, 栗原 美穂, 岡田 教子, 市川 智里, 上杉 英生, 市橋 富子, 久部 洋子, 矢ヶ崎 香, 小松 浩子
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2013 年 8 巻 2 号 p. 701-720

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抄録
【目的】上部消化管術後障害に伴うがん患者の症状・徴候とその変化を系統的に収集・統合する. 【方法】PubMedおよび医学中央雑誌で, キーワードを"gastric cancer" "esopha∗ cancer" "surgery" "symptom" および「胃がん」「食道がん」「手術」「徴候 or 症状」として検索した. その結果, 37件の論文が採択され, 徴候と症状ごとに抽出したデータを評価・考察した. 【結果・考察】消化器症状に関する標準化尺度には, 嚥下・通過障害, 逆流などの評価が含まれた. 症状の頻度や回復経過の推移は, 多様であることが報告されていた. しかし, 症状・徴候の経過は個別性が高いため, 症状・徴候に合わせて患者が適切に保健行動をとれるよう, 医療者が継続的・体系的に患者を支援する重要性が示唆された.
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© 2013 日本緩和医療学会
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