日本義肢装具学会誌
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特集 義肢装具に関連するガイドラインとその現状
診療ガイドラインの作成方法とMindsにおける診療ガイドライン作成支援
佐藤 康仁森實 敏夫
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2015 年 31 巻 3 号 p. 144-148

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抄録
EBMの概念は,医療·医学の様々な分野に普及して応用されている.診療ガイドラインの作成方法についても同様であり,EBMの手法が大きく取り入れられている.診療ガイドライン作成の流れは,①」作成目的の明確化,②作成主体の決定,③作成組織の編成,④スコープの作成,⑤システマティックレビューの実施,⑥推奨の作成,⑦ガイドライン草案の作成,⑧外部評価の実施,⑨公開,⑩普及·導入·評価,⑪改訂となる.診療ガイドラインの作成においては,作成の過程において偏りが入らないように最大限の努力が払われているのが特徴である.本稿は,Mindsが推奨するガイドライン作成方法とMindsが提供するガイドライン作成支援についてまとめた.
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© 2015 日本義肢装具学会
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