JR東京総合病院リハビリテーション科
鉄道弘済会義肢装具サポートセンター
2019 年 35 巻 4 号 p. 280-284
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上肢切断者のリハビリテーションにおいては,活動や参加の支援を通してQOL (Quality of Life)の向上を図る必要がある.本稿では,COPM·AMPSの結果をもとにした訓練により義手の習熟度が向上し,社会参加につながった症例を紹介した.AMPS能力測定値の変化から,義手を使用することでADL遂行の質が向上することが示唆された.患者の機能や必要な作業をふまえ,適切な義手の種類を選択し,効率的な使用方法の習得を支援することが社会参加の促進につながると考える.
日本義肢装具研究会会報
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