日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第47回日本植物生理学会年会講演要旨集
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トランスクリプトミクスとメタボロミクスの統合による包括的遺伝子機能予測
*平井 優美金谷 重彦澤田 有司峠 隆之草野 都福島 敦史秋山 顕冶櫻井 哲也嶋田 幸久郷田 秀樹大林 武矢野 美弦杉山 健二郎櫻井 望鈴木 秀幸柴田 大輔斉藤 和季
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p. 104

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抄録
シロイヌナズナマイクロアレイを用いた研究により明らかにされた種々のストレス条件下や器官における遺伝子発現プロファイルが公共のデータベースに蓄積され、その中から共発現関係にある遺伝子群を見つけることで遺伝子機能を包括的に予測することが可能となってきている。演者らは栄養ストレス条件下のトランスクリプトームデータとメタボロームデータを統合解析することで、特定の生合成経路上の酵素遺伝子の機能同定を行ってきたが、この方法で転写制御因子も予測することが可能である。共発現関係にある遺伝子群は共通の制御機構のもとにあることが予想される。すべてのデータセットにおいて共発現が認められる、すなわち単一の機構で制御されている遺伝子群と、特定の実験条件においてのみ共発現が認められる、すなわち複数の制御機構のもとにある遺伝子群とがあり、さまざまな条件下で得られたアレイデータの包括的解析は発現制御機構の推定にも有用である。また、遺伝子発現プロファイルと同様に、種々の条件下の代謝物蓄積プロファイルを収集して共発現・共蓄積関係にある遺伝子と代謝物群を明らかにすることで、さらに遺伝子機能予測の精度が高まるほか、未同定代謝物の同定も可能となる。本発表では、こうした我々の取り組みについて紹介する。
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© 2006 日本植物生理学会
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