日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第47回日本植物生理学会年会講演要旨集
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プロモーターとcDNAを自由に組み合わせてクローニングができるHybrid Gateway Binary Vectorシステムの開発
大岡 誉木村 哲哉石黒 澄衛*中川 強
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p. 897

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抄録
我々は今までに2つのDNA断片を独立してクローニングできるDual Site Gateway Binary Vectorを開発してきた。これにより、2種の遺伝子を植物に導入して解析することが格段に容易になった。一方、プロモーターとcDNAなど、2つのDNA断片を直接連結してクローニングできるシステムも非常に有用である。そこで今回我々はInvitrogenのMultisite Gatewayの手法を一部取り入れたた新しい複数遺伝子クローニングベクターの開発を行った。今回作製したGateway Binary Vector (R4 pGWB) はattR4-CmR-ccdB-attR2の受容部位を持っており、L4-promoter-R1のエントリークローンとL1-cDNA-L2エントリークローン、そしてR4 pGWBの三者でLR反応を行うことにより、プロモーターとcDNAを連結してバイナリーベクターにクローニングすることが可能である。またこのベクターに融合用カセットを乗せ、C末にレポーター・タグを融合できるシリーズも作製した。Multisite Gatewayの方式と我々が従来開発してきたpGWBの方式の両方を用いるためHybrid Gateway Binary Vectorシステムと名付けた。プロモーター交換実験などに威力を発揮するものと期待している。
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© 2006 日本植物生理学会
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