日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第47回日本植物生理学会年会講演要旨集
会議情報

パネルディスカッション:遺伝子組換えと理科教育
*鳴坂 義弘飯田 秀利
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. S069

詳細
抄録
近年、中高生を初めとする国民の「理科離れ」が問題となっている。我が国は資源のほとんどを輸入に頼っており、科学技術の振興により豊かな国民生活や社会経済の発展を実現しなければならない。その実現に向けて、科学の正確な情報とおもしろさを教育の現場でどのように子供たちに教えていくかを、科学者と教師が一緒になって考える必要があるのではないだろうか。本シンポジウムでは、その一つの課題として本学会にも関連の深い遺伝子組換えの問題を取上げる。周知のように、遺伝子組換えは危険であるとの風潮が世の中に広まっている。この状況に対して、(1) これからの日本の農業と科学にとって、この状態を放置しておいて良いのだろうか? (2) 日本の科学者と教師は、「遺伝子とは何か、遺伝子組換えとは何か」について国民に分かりやすく説明してきただろうか? (3) 「遺伝子組換え作物は危険である」という認識がなぜ広まったのか?などの疑問が投げかけられている。したがって本シンポジウムでは、科学者と教師が一緒になって、それに答えるべく遺伝子組換えと理科教育に関する現状認識、問題点の整理、改善策などを討議する場を設け、表題について基本的な理解を深めたいと考えている。
著者関連情報
© 2006 日本植物生理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top