小児の精神と神経
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教育と保育と医療の壁は高くない!?─ 5歳児健診事業と子ども発達支援センター所属の教員が子ども支援を円滑にする─
小林 穂高
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2020 年 59 巻 4 号 p. 366-372

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抄録
三重県名張(なばり)市は人口約8万人の地方都市で「子どもを産み育てるにやさしいまち」を目指して子育て支援を市の施策としている.行政による子ども支援のコツとは多職種間の「壁」がなく,年齢や制度の切れ目で「途切れ」がないことである.発達障害の子ども支援に関わる多職種間に「壁」があるとするなら,その「壁」を行き来しやすくする工夫とは何だろうか.名張市の工夫としては①システム:名張市子ども発達支援センター,②事業:名張版ネウボラと5歳児健診と就学時の支援の移行シート,③キーパーソン:子ども発達支援センターに所属する保健師と教員(教育専門員)である.上記①~③を中心に名張市における子ども発達支援について概説する.
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© 2020 一般社団法人日本小児精神神経学会
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