日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2005年秋季講演会予稿集
セッションID: 1418
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月面の鉱物・化学組成分析のための輝石の可視/近赤外反射スペクトル測定と解析
*尾張 厚史大竹 真紀子大谷 栄治鈴木 昭夫近藤 忠平尾 直久
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抄録
主要な惑星構成鉱物の一つである輝石を合成し、その可視/近赤外反射スペクトルを測定した。輝石はMgO, FeO, CaO, SiO2 から成る単純な組成を用い、高圧発生装置で合成した.合成試料を75–105 μmの粒径に揃え,JAXAにあるJASCO拡散反射測定装置を用いて,可視/近赤外反射スペクトルを測定した。その結果、組成と吸収波長の間に過去の結果とは異なる相関がみられた。発表では、実際の月へ応用するために必要な情報なども含めて議論する。
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© 2005 日本惑星科学会
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