日本惑星科学会秋季講演会予稿集
最新号
選択された号の論文の144件中1~50を表示しています
オーラルセッション 1 流星・彗星など
9月25日(火) 9:00-10:28
オーラルセッション 2 始原天体・宇宙塵・生命探査
9月25日(火) 10:40-11:57
オーラルセッション 3 最優秀発表賞選考I
9月25日(火) 13:20-14:35
オーラルセッション 4 最優秀発表賞選考II
9月25日(火) 14:45-16:00
オーラルセッション 5 形成論I
9月26日(水) 9:00-10:39
オーラルセッション 6 形成論II
9月26日(水) 10:50-12:07
  • 玄田 英典, 小久保 英一郎, 井田 茂
    セッションID: 210
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/04/28
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    地球型惑星形成の後期には、原始惑星同士の衝突が頻繁に起こるステージが存在する。本研究では、SPH法を用いて様々な衝突条件で原始惑星の衝突を計算し、合体条件などを系統的に調べ定式化した。その結果、過去の研究でわかっていた衝突イベントの約半数が合体しない衝突であることがわかった。合体条件を原始惑星の軌道進化に組込み、非完全合体が地球型惑星の特性(個数・質量・自転など)に与える影響を明らかにする。
  • 小久保 英一郎, 玄田 英典, 井田 茂
    セッションID: 211
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/04/28
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    地球型惑星形成の最終段階を、多数の多体シミュレーションを行なうことによって統計的に明らかにする。寡占的成長により形成された原始惑星系を初期条件とし、初期条件を系統的に変化させて、形成される地球型惑星系の構造の初期条件依存性を調べる。今回は、不完全集積にした場合に形成される地球型惑星の特徴の統計的性質を定量的に示す。特に惑星の自転パラメータに注目する。不完全集積の場合、衝突パラメータや速度が大きい大角運動量の衝突は合体にならない場合が多い。よって合体する衝突の角運動量は小さくなり、惑星の自転角速度の速度分散は完全集積の場合に比較して小さくなる。
  • 樋口 有理可, 小久保 英一郎
    セッションID: 212
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/04/28
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    惑星により遠方(~10,000AU)へ散乱された微惑星は、銀河潮汐力により惑星領域と黄道面を離れ、ある程度球状に近い構造を持つオールト雲へと進化するが、一様な軌道傾斜角分布は再現されない。働く方向が銀河面に対して一定の銀河潮汐力に対し、等方的にやってくる恒星との遭遇は軌道傾斜角の一様化に寄与すると考えられる。我々は初期条件として惑星散乱により形成された微惑星の円盤を初期条件とし、予測されるオールト雲を再現できるかどうかを、衝撃近似法を用いて解析的に調べた。
  • 高橋 啓介, 小林 浩, 渡邊 誠一郎
    セッションID: 213
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/04/28
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    太陽系の形成過程を理解する上でも、惑星の移動について調べる事は非常に重要である。我々は、微惑星円盤中の惑星移動について数値計算を行い、微惑星の運動を詳細に調べた。その結果、惑星が微惑星から得る単位質量当たりの角運動量が移動速度に反比例し、移動速度を惑星自身が調節していることを明らかにした。発表では、これらの惑星移動の素過程をふまえた惑星移動の定式化についてお話しする予定である
  • ソフィア リカフィカ パトリック
    セッションID: 214
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/04/28
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    Trans-Neptunian objects (TNOs) orbit in the so called trans-Neptunian belt (or Edgeworth-Kuiper belt). These icy bodies represent the relics of planet accretion in the outer solar system. We investigated the structure of the trans-Neptunian belt by conducting extensive computer simulations (4-5Gyr) using tens of thousands of particles in planetesimal disks. After taking into account several observational constraints, we developed a model to explain the origin and evolution of the belt by considering a hypothetical outer planet (or planetoid) with tenths of Earth masses orbiting beyond about 100AU.An outer planet in a distant orbit in the scattered disk can explain the ancient trans-Neptunian belt excitation, the formation of an outer edge at ~48AU, the entire TNO resonant population, the formation of detached TNOs and many other features in a self-consistent way. Noteworthy, the results match very well up-to-date observations. The best constraints obtained from the model for the planetoid are: aP=100-170AU, qP>80AU, iP=30-50 degrees, albedo=0.1-0.3, and apparent magnitude mP=15~17mag at perihelion.In summary, our model with the existence of a distant massive planet successfully describes the trans-Neptunian belt architecture with an unprecedented level of details.
  • 小林 浩, 木村 宏, 渡邊 誠一郎, 山本 哲生
    セッションID: 215
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/04/28
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  • 町田 亮介, 阿部 豊, 松井 孝典
    セッションID: 216
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/04/28
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    原始惑星系円盤は光学的に厚いため (Chiang & Goldreich, 1997)、地球型惑星形成領域においても氷を主成分とする微惑星(氷微惑星)が形成すると考えられる。氷微惑星による地球型惑星への水の供給は、主に氷微惑星の合体成長と昇華のバランスによってコントロールされるが、その内部構造や熱史によっても強く影響を受けると考えられる。本研究では、短寿命放射性熱源26Alによる加熱を考慮した氷微惑星の熱史について数値計算を行い、含水鉱物が形成する条件(氷微惑星のサイズや形成時期)について議論する。
オーラルセッション 7 初期地球・脱ガスなど
9月26日(水) 13:20-14:59
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