日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2006年秋季講演会予稿集
セッションID: 316
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オーラルセッション 10 10月20日(金) 16:00-17:24
Dhofar 378火星隕石の衝撃変成作用について
*三河内 岳マッケイ ゴードン
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抄録
Dhofar 378火星隕石中の斜長石の鉱物学的研究を行い、この隕石中の斜長石が、再結晶化した細粒結晶とKに富んだ小量の長石ガラスから成ることを示した。また、マスケリナイトの900-1100度の加熱実験を行い、同様の組織が1000度、1-24時間で得られることを明らかにした。これらの結果と結晶化実験の結果から、Dhofar 378は、衝撃によって、約1000度に加熱され、その後、約2.5度/時間で冷却されたと見積もった。
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© 2006 日本惑星科学会
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