日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2007年秋季講演会予稿集
セッションID: 329
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オーラルセッション 12 星間塵・スターダスト
9月27日(木) 15:40-16:57
X線マイクロトモグラフィーを用いた微隕石の3次元内部空隙構造とフラクタル次元の研究
*村田 和樹岡崎 隆秀土′山 明野口 高明中村 智樹中野 司上杉 健太朗和田 浩二木村 宏遠藤 徳孝
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抄録
南極の雪の中からは彗星起源と考えられる微隕石が見つかっている。これらの微隕石の空隙率やフラクタル次元といった構造の指標となるパラメーターは 太陽系初期の情報を持っており、ダストの進化過程を考える上で重要である。我々は南極の雪の中から採集した微隕石のX線CT撮影をSPring-8で行い、得られた高分解能3次元データをもとに微隕石の空隙率とフラクタル次元の関係を求めた。またモデルダストなどの空隙率とフラクタル次元も同様に求め、微隕石とモデルダストの間に相関があることがわかった。
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© 2007 日本惑星科学会
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