抄録
インターネットの爆発的な普及により、流通する情報量も激増している。また、生活者の趣味·嗜好が多様化している現在、今までの印刷物を中心としたマスの販促だけでは、得意先や生活者が十分に満足できない状況になっている。そのため、得意先や生活者ごとのニーズに合った商品情報を取り込んだパンフレットやカタログの制作が可能で、印刷物だけでなくインターネットによる配信サービスの必要性が高まっていると考えられる。履歴や属性だけではなく、経験と自分の持っているノウハウからOne to Oneの販促が求められてきている。このような販促活動は潜在的なニーズであり、より効果的なパーソナル化情報を配信する仕組みについて考察する。