埼玉理学療法
Online ISSN : 1348-0294
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ISSN-L : 1348-0294
研究と報告
哺乳障害に対する理学療法アプローチ
田中 明美
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1993 年 1 巻 1 号 p. 17-20

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抄録
新生児哺乳障害に対して,早期から治療的介入を行うことは,極めて重要である。今回は,哺乳障害のある症例に対して,われわれが行っている,(1) 運動発達(頚の座り)の促通および活性化 (2) 適切な哺乳姿勢およびニップルの選択 (3) 手指または空ニップルを使用した吸啜反射の誘発 (4) バンゲード法・ルード法による口腔内周囲筋群の活性化  (5) 看護婦・家族への指導,等の取り組みを紹介し,6年間の治療成績をまとめて報告する。
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© 1993 社団法人 埼玉県理学療法士会
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