主催: 日本臨床薬理学会
会議名: 第45回日本臨床薬理学会学術総会
開催地: さいたま市
開催日: 2024/12/13 - 2024/12/14
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本学では、本年からIT/Web企業(Buzzreach)と提携を行い、治験・臨床研究におけるDX化を進めて参りました。 治験においては、Study Worksという運用管理ツールを導入し、「CRC業務を軸にした治験業務の一元管理・共有」「治験の進捗状況やCRCの対応状況の可視化」「CRAとの治験進捗状況の共有」などのトライアルを進めました。また、運用管理ツールを導入したことによって、管理・共有に関する工数削減に繋がったか、CRC業務のマネジメントツールとして有用であったか、CRAにとってメリットはあったか、といった観点から評価を行いました。 一方、臨床研究においては、臨床研究を実施する際に必要となるドキュメント作成に、研究者並びに研究支援者(データマネジメント担当者など)が多くの時間を費やしている状況があることから、先ずはドキュメントの一つである「症例報告書フォーム」並びに臨床研究実施時に用いる「ワークシート」などの作成を、AIテクノロジーを用いて行うことを試験的に進め、データマネジメント担当者が実際に作成した症例報告書フォームやワークシートとの品質の比較、また、AIテクノロジーを用いて作成することによる工数削減がどの程度かを検討しました。 今回は、以上の治験・臨床研究におけるDX化の取組みの実践事例、そしてDX化したことによるメリットとデメリット、また、実践を通じて見えてきたDX化の課題などについて紹介することで、シンポジウムに参加された皆様ご自身の組織でDX化を推進する際に、多少なりともご参考になれば幸いです。
シンポジウム 6