抄録
平成23年3月11日午後,マグニチュード9.0の大地震とともに未曾有の大津波が宮城,岩手,福島3県の太平洋岸を襲い,行方不明者を合わせて約2万5000人もの人命が失われました.また,原子力発電所からの放射能漏洩と相俟って,今なお十数万人の方々が避難所等での不自由な生活に耐えておられます.
亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに被災地の方々には心よりお見舞い申し上げます.
医療現場の安全や医療の質向上を願う私達も自分達にできることについて考えました.そのひとつとして学会誌を通じて被災地で支援活動に尽力してこられた方々の声を多くの人々に届けることがあると考え,この企画に着手しました.急ぎの編集作業ゆえの不備はご容赦いただき,被災地での支援活動にとって必須の貴重な情報とともに現場からの切実な提言に耳を傾けていただければ幸いです.