松本協立病院
2007 年 17 巻 3 号 p. 273-279
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医学の進歩が目覚しいなか,間質性肺炎を代表とする予後不良の呼吸器疾患終末期の呼吸困難は,非常に辛い症状であるにもかかわらず,その緩和に対する適切なガイドラインや,明らかに有効な緩和治療はいまだないのが現状である.モルヒネ持続皮下注射は,あらゆる治療が無効で呼吸困難が進行した間質性肺炎終末期の患者において,呼吸困難を最小限にとどめ,残された時間を個々が望む生命・生活の質を維持するのに有効であった.
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