石川県立中央病院呼吸器内科
2010 年 20 巻 3 号 p. 215-220
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現在,「喫煙は喫煙病(ニコチン依存症+喫煙関連疾患)という全身疾患」であり,「喫煙者は積極的禁煙治療を必要とする患者」と認識されている.タバコ煙に多くの有害成分が含まれており,長期タバコ煙曝露により,がんなどさまざまな疾患のリスクが高まる.喫煙者の寿命は非喫煙者に比べ平均7~10年短くなり,日本においては約12万人の超過死亡が推計されている.すべての喫煙者に禁煙を勧めるのは医療従事者の重要な使命である.
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