日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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ワークショップ
患者評価等,看護婦が積極参加しているHOT導入時入院呼吸リハビリプログラム
辻 和美田平 一行村井 博倉岡 敏彦
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2000 年 9 巻 3 号 p. 373-379

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抄録

当院では1985年にHOT医療チームを発足し,看護婦を中心に包括的呼吸リハビリプログラムの実践に取り組んできた.プログラム構成要素は初期評価・患者教育など6項目とした.プログラム内容と実施例の紹介,プログラム効果・現状の問題点について検討した.プログラムの実践からHOTの成功には,①導入時・継続中のプログラム実践,②患者個人の包括的なプログラム内容の決定,③内容の決定・指導・患者評価など看護婦を中心としたチーム医療による実践が重要である.

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© 2000 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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