論文ID: 24-20
国内外で公開されている成人喘息に関するモバイルアプリケーション(以下、モバイルアプリ)の仕様の現状を明らかにし将来への示唆を得ることを目的として、日本からダウンロード可能な英語・日本語版アプリを解析した。iOS 69件、Android 10件がダウンロードされた。英語版が多く日本での開発は10件であった。英語版、日本語版ともに電子日誌によるセルフモニタリングを支援する機能、薬剤吸入や日誌記載のリマインダー機能を搭載したモバイルアプリが多くを占めた。医療系の学術機関主体による開発は少なく、包括的な仕様は英語版1件であった。国内外のモバイルアプリの解析により、電子日誌や教育コンテンツなど、それぞれが単一で機能するモバイルアプリが多く、セルフマネジメントスキル向上に重要な構成要素をすべて含むモバイルアプリはリリースされていない現状が明らかとなった。