日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第70回研究発表大会
セッションID: 9D-05
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デザインの目的に関する考察と提案
*蘆澤 雄亮
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抄録

デザイン学においては従前より「デザインの領域拡大」が多く唱えられている。この一方、デザイン思考というキーワードのもと、デザイン導入が活発化している。デザインという分野においては、まさに活況の様相を呈していると言えよう。他方、デザイン思考への批判も間々存在する。彼らの主張の多くはメソッドやツールなどの「方法論への傾倒」に対する警鐘である。このような状況を踏まえ、本報ではこれらの危惧を解消する新たな視座を提供すべく、「デザインの目的論」から考察および補強理論の提案を試みた。この結果、デザインの目的を「現象づくり」と据え、デザイン行為はこの「手段を設計」していると捉えることにより、様々なデザイン理論が容易に理解可能であることが分かった。

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