日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第70回研究発表大会
セッションID: PA-14
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エデュテイメントと拡張現実を融合させた新しい学習法の提案
*富田 萌子菊竹 雪
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抄録

センター試験のリスニング問題を、「遊戯王」で遊んでいたから解けたという情報を目にした。その時、私は「勉強」と「遊び」をうまく掛け合わせることができたら、「勉強」に苦手意識がある人も楽しく知識を養うことが出来るのではないかと考えた。そこで、私は英語学習に着目をし、「勉強」と「遊び」を掛け合わせ、楽しく知識を養う教材を制作することを目的とする。そのことから、education(教育)とentertainment(娯楽)を掛け合わせた単語であるエデュテイメントに着目をした。また、人の記憶に残りやすい条件として五感を刺激することや、ドキドキ・ワクワクなどの感情の動きがあると良いということが判明した為、拡張現実(=AR)にも着目をし教材の制作を始めた。検証①では、英単語を楽しく覚えるARカードを制作した。英単語帳のように意味を文字情報で表すのではなく、イメージで表したカードを製作し、かつ五感を刺激するように、AR(=拡張現実)技術 を使用し、カードにデバイスをかざしたとき、映像や音声が流れるといった作品を製作した。現在は検証②の、英文法を楽しく覚えるAR教材を制作している。

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