日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第71回研究発表大会
セッションID: A10-05
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能動的な町との関わりを愉しむくつろぎの道具の提案
*堀江 宙生三浦 秀彦檜尾 安樹絵小野 健太
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抄録

本研究では、「下町木密地域の特徴を活かし『暮らしをPLAYする』魅力的な空間や道具のあり方を見出す」ことを研究題目とし、「町の持つくつろぎの場としての価値を自らで見出すくつろぎの道具の提案」を行うことを目的に研究を行った。多様な視点で旅先の魅力を見出し愉しんでいる旅人の「PLAY」する姿に着目し、日常の町に対しても旅人のように柔軟な眼差しを向けることができれば、今まで目を向けていなかった魅力に気づき町をより愉しむことにつながると考えた。ピクニックをする人で賑わう公園を例に、町の中で自由にくつろぐ人が増えれば町全体が居心地良く活気に溢れると考え、特にくつろぎの体験に着目してプロトタイプの制作と検証を重ね、くつろぎの道具に『暮らしをPLAYする』要素を付与する手法の検討を行うことで、最終プロトタイプとして靴を脱いで足を解放することに着目したユーザー自らが工夫して考えながらくつろぎの環境を作り出すことのできる道具を提案した。ユーザー自らが工夫して潜在するくつろぎの場を見つけ出す行為は、町を舞台としたある種のゲームを「PLAY」しているような感覚をもたらし、町へ出る期待感へとつながった。

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