日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第71回研究発表大会
セッションID: C2-04
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北平芸専と京華美術学校から東京高等工芸学校工芸図案科への中国人留学生
高希舜,王之英(王石之),儲致忠(儲小石)の来歴考察
*周 晨禾樋口 孝之
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抄録

本稿では,東京高等工芸学校に在籍した中国人留学生,高希舜,王之英(王石之),儲致忠(儲小石)3人の来歴を考察した。3人は「北平芸専」を卒業したのち,共同して私立京華美術専門学校を創設し,その後相次いで日本に留学した。「北平芸専」は国立の北平芸術専科学校の略称であり,1918年4月に北京市に創設された北京美術学校に始まり民国時代に改称されながら継続した国立芸術学校であり,現在の中央美術学院の前身となる。本研究の目的は,渡日前に中国で美術教育を受けた留学生が,東京高等工芸学校における工芸産業化を主導する図案教育に学んだことから受けた影響を推測するため,研究対象とする3人の留学生の来歴をあきらかにすることである。

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