主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第71回研究発表大会
回次: 71
開催地: 九州産業大学
開催日: 2024/06/21 - 2024/06/23
本稿は、美術やデザイン専攻ではない一般大学の教育課程にデザインの学びを導入する試みと、そこに見出される「デザインを学ぶことの成り立ちと意味」について考察する。導入の企図は、今日の大学教育の中心をなす「知る」学びに、芸術やデザイン分野で培われた「行う (表現し創作する)」学びを編み合わせ、「知と行を分離させない」学びを創成することである。そこに「わかったことをやってみる」と「やってみることでわかる」という学びが生まれる。今、私たちの社会は、知識獲得の教育からは育むことが困難な、自ら主体的に「行う」人間、自分の生活や社会を自分たちで形づくる人間を必要としている。「行う」学びの導入がその力を育成すると考えている。