日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第71回研究発表大会
セッションID: A3-04
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サウンドスケープによる空間認知特性
*井谷 直渡田中 一成
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抄録

本研究では、音環境に対する人間の認知とそれに対する生理的指標についての関係を明らかにする。新型コロナウイルス感染拡大以降、リモートワークを導入する企業が増加している。一方で、在宅時間の増加にともない騒音の苦情件数の増加がみられるなど住環境における音環境整備への問題が指摘されており、近年サウンドスケープに対する関心は高まりつつある。現在の音環境整備は遮音壁の設置などハード面による対策が主流であり、ソフト面から講じる対策については、その普及が不十分であると考える。そのため、本研究では、人間の認知プロセスに着目することによって、ハード面以外を活用した音環境に対するアプローチを目的とし、音環境にもとづいた都市空間構造の把握を試みた。認知プロセスに着目するにあたり、私たちは聴覚情報をもとにした認知距離の抽出実験と脳波測定実験をおこなった。実験の結果、一部の音環境については認知距離と生理的指標との間に関係を見出すことができた。

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