福岡教育大学大学院
福岡教育大学
2007 年 24 巻 2 号 p. 49-52
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個々の事物・事象は特定の解釈や行動を喚起するアフォーダンスを持つ。そのため,適切な理科授業を実践していくには,教師が意図する科学概念を容易にアフォードしてくれる実験道具や実験状況の見極めが必要となる。そこで,本研究では,アフォーダンスのアイデアを基礎に据え,小学校第4学年の学習内容である「温度と空気の体積変化」を取り上げ,「空気の膨張」を適切にアフォードする可能性がある3種類の実験道具を用い,それぞれの実験道具によって実際にいかなる解釈がアフォードされるのかを明らかにするよう試みた。
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