中学校理科第1 分野の問題解決の流れにおける「場面」と「問い」の関係についての研究を行なった。第1 分野では, 【背景】 【問題】 【考察】 【活用】に特徴が見られ, 【背景】と 【問題】, 【考察】は共通して「どんな」「どのように」が多く, 【背景】では加えて,「何」「なぜ」, 【問題】は「はい・いいえ」が多い。物理領域では, 【考察】に「 どんな」が多く, 【活用】に「どれぐらい・いくらか」が多い。化学領域では, 【問題】と 【仮説】で「はい・いいえ」が多く 【仮説】に「何」が多い特徴が見られた。