日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
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発表
気体の断熱変化をアルコール温度計で見る(Ⅱ)
藤原 優柿崎 健荒川 絵梨高橋 葉月佐々木 尚子灘山 正和名越 利幸八木 一正
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2013 年 28 巻 1 号 p. 79-80

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抄録
低気圧で雲ができ高気圧で晴れるというお天気の原理が空気の断熱変化である。つまり、空気が膨張すると「温度が下がり」水蒸気が凝結して水滴の雲が発生する。逆に空気が圧縮されると「温度が上がり」水滴が気化して雲がなくなり晴れるという仕組みである。理論は分らなくても、小・中学生は空気の膨張・収縮で温度が確実に変化するという明確な証拠を観察したい。それを身近なアルコール温度計でかなえられるという簡便な方法を見つけたので紹介する。
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© 2013 一般社団法人 日本科学教育学会
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