2018 年 28 巻 5 号 p. 82-85
本稿では,米国の Kindergarten における科学教育の目標として,2013 年に公表された次世代科学教育スタンダード(NGSS)を取り上げ,K 学年における「科学と工学の実践」の観点からその特質を分析した。その結果,NGSS では Practices の 8 つの要素が具体的に示され,K 学年からそれらの要素全てを含む目標が設定されている点,「証拠に基づく主張ができるようになる」との目標も K 学年から設定されている点が明らかになった。